緑茶は水分補給に向いてる?3つのメリットと3つの注意点を解説!
          日本茶の代表ともいえるのが緑茶です。
          最近では水出し用として冷たい緑茶のお茶パックなども見かけますね。
          
          ではこの緑茶で水分補給をするのは良いことなのでしょうか?
          また緑茶は体にどのような影響を与えるものなのでしょう。
          
          今回はこの2つについて詳しくご紹介していきたいと思います。
        
緑茶は体に良い?悪い?

科学的に調査された研究結果とは
          緑茶による効果は、様々な研究機関が調べています。
          それにより、緑茶には様々な健康効果があることがわかってきました。
          
          ・がん予防
          ・脳梗塞予防
          ・糖尿病予防
          ・食中毒対策
          ・花粉症対策
          ・口臭対策
          ・インフルエンザ対策
          ・ダイエット効果
          ・美肌効果
          
          なんとこんなにも多くのメリットがあると証明されたのです。
          
          まずはこれらの効果をもたらすには1日に何杯の緑茶を飲めば良いのか、こちらについてご紹介していきまよう。
        
緑茶〇杯で得られる健康効果とは

1日2杯で認知症予防!
          東北大学院医学系研究科の調べによりますと、1日に2杯以上の緑茶を飲む人は、そうでない人に比べて認知障害になりにくいということが分かったそうです。
          
          これは緑茶に含まれるカテキンの効果です。
          
          記憶を司るのは脳の神経細胞なのですが、この神経細胞は活性酸素により傷つけられることで記憶を失っていくと言います。
          しかしカテキンには活性酸素の働きを抑える効果があるため、記憶を失いにくくなるんだとか。
        
1日5杯で脳梗塞リスク低下!
          こちらも同じく東北大学院医学系研究科の研究結果です。
          
          なんと緑茶を1日5杯以上飲むと、脳梗塞で死亡するリスクが低下するというのです。
          「1日1杯、もしくは飲まない」人と比べると、男性で42%低下、女性は62%も低下したというから驚きですね。
          
          また同じく脳や心臓などの循環器系疾患での死亡リスクも下がることがわかりました。
          男性で22%、女性で31%もの低下です。
        
1日7杯で糖尿病改善!
          静岡県立大などが明らかにした研究結果によりますと、1日に7杯以上の緑茶を飲むことで、糖尿病一歩手前までいってしまった状態からでも、血糖値が改善されることが確認されたそうです。
          
          「緑茶が糖尿病予防になる」というのはよく聞く話ですが、すでに悪化しかけてる場合でも改善することがわかったのは、これからの医療に役立つことだと注目を集めました。
        
水分補給として飲む適切量は?

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」!
          さて、緑茶の驚くべき健康効果の数々をご紹介してきましたが、これを見ると「水分補給で緑茶をいっぱい飲むのは健康に良いのではないか」と感じることでしょう。
          
          しかし日本には良いことわざがあります。
          「過ぎたるは猶及ばざるが如し」なのです。
          
          いくら健康に良いといっても、大量に摂取することは逆効果になってしまいます。
          
          例えば上記で「1日〇杯」とお伝えしましたが、この1杯分はおよそ120ml程度のものです。
          つまり1番量の多い「1日7杯」とはいえ、これをml単位に直すと840mlにしかなりません。
          
          しかし人間は1日に840ml程度の水分では、水分補給として足りないのです。
          
          おおよそですが、必要な水分補給量は自分の体重の4%ほどが必要だとされていますので、計算してみればこの840mlがいかに少ない量なのかがわかるでしょう。
          
          つまり緑茶を飲むことは健康に良いことなのですが、「1日に必要な分の水分補給をするならば、それと同じくらいの水が必要」ということになるのです。
          
          では「緑茶だけで体重の4%分飲めば良いじゃないか」と思いますか?
          次項では緑茶を飲み過ぎることのデメリットをご紹介していきましょう。
        
緑茶の大量摂取が危険な3つの理由

理由その1:カフェイン
          緑茶にもカフェインは含まれています。
          
          少量であれば、カフェインにも数多くのメリットがあるんですよ。
          
          ・集中力や記憶力の向上
          ・偏頭痛の緩和
          ・脂肪の分解促進
          ・運動能力の向上
          ・疲労回復
          ・脳卒中リスクの軽減
          
          このような嬉しい効果があります。
          しかしこれを摂取し過ぎてしまうと、重篤な症状を招きかねないのです。
          
          ・神経過敏
          ・睡眠障害
          ・顔面硬直
          ・嘔吐
          ・胃腸症状
          
          ちなみに「摂取し過ぎる量」ですが、WHO(世界保健機関)は1日に300bgまでならカフェインを摂取しても問題ないとしています。
          
          これを緑茶で考えると、100gにつき20mgほど含まれていますから、1日に10杯程度までであれば問題ないと言えるでしょう。
        
理由その2:タンニン
          担任はポリフェノールの1種です。
          こちらも活性酸素の働きを抑える効果があるのでアンチエイジングには効果的です。
          
          しかし問題なのは「鉄分の吸収を妨げる性質がある」ということです。
          
          そのため貧血気味の方が緑茶を大量に飲むと、体調不良を起こす可能性が高くなります。
          
          またタンニンには整腸作用もあるのですが、これも人によっては便秘の原因となることもあるようです。
        
理由その3:シュウ酸
          あまり聞きなれない成分かもしれませんが、緑茶にはこのシュウ酸が含まれています。
          
          このシュウ酸は尿路結石の原因となる成分です。
          尿路結石になる可能性があるのはもちろん、シュウ酸が原因で腎不全を起こしたという実例もあるのです。
        
水分補給は緑茶+水が理想!

          緑茶は飲み過ぎなければ体に良い飲み物と言えるでしょう。
          
          しかしカフェインの摂取量などを考慮しても、1日に1リットル程度が限界量と言えます。
          これ以上飲むことは、体に大きな負担をかけかねません。
          
          「緑茶で水分補給はできるのか」と聞かれれば「出来るけれど飲み過ぎには注意」となります。
          
          1日1リットルの緑茶だけでは、水分補給量として足りません。
          しっかりと水分補給を行うためにも、緑茶と共に水も飲むよう心掛けましょう。
        
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