牛乳が水分補給に向かないと言われている2つの理由!
          みなさん牛乳はお好きですか?
          
          カルシウムが豊富で骨を頑丈にすることでも知られる牛乳は、お子様におすすめするご家庭も多いことでしょう。
          
          しかしこれが水分補給という観点から見ると話は別です。
          「体に良い」ことと「水分補給に向いている」のは決してイコールではありません。
          
          今回は牛乳で水分補給することをおすすめできない2つの理由をご紹介していきましょう。
        
牛乳に含まれる栄養素とは

牛乳は豊富な栄養源!
          冒頭で述べたように、牛乳は大変体に良い飲み物です。
          その理由は豊富な栄養素が含まれているからに他なりません。
          
          ここでは代表的な5つの成分をご紹介します。
          
          1:たんぱく質
          たんぱく質は体の様々な部位をつくる重要な栄養素の1つです。
          体の成長を促すものだからこそ、お子様にもおすすめなのですね。
          
          2:脂質
          脂質は体を動かすためのエネルギー源になる栄養素です。
          脂質が不足してしまうと疲労や免疫力の低下に繋がります。
          
          3:炭水化物
          炭水化物は食物繊維と糖質を合わせたものです。
          糖質は体を動かすエネルギー源となり、食物繊維は消化活動を補助する働きがあります。
          
          4:ミネラル類
          ミネラル類は体のバランス調整を行ってくれています。
          血液や体液の調整はもちろん、骨や歯を丈夫にするのもこのミネラル類の働きなのです。
          
          5:ビタミンA
          ビタミンAは免疫機能を高めてくれる働きがあるため、病気になりにくい体にしてくれます。
          また活性酸素の働きを抑えることができるため、アンチエイジングにも効果的です。
          
          このように、牛乳は健康にも美容にも良い飲み物なのです。
        
牛乳の種類を把握しておこう
          ちなみにですが、一言に牛乳といっても、市販されている牛乳にはいくつか種類があります。
          
          ・「牛乳」と書かれているもの
          
          これが上記で挙げた栄養たっぷりの牛乳です。
          無駄な手間などは加えていませんので、乳牛からとれた状態の栄養素からほとんど失われていません。
          
          ・「成分調整牛乳」と書かれているもの
          
          牛乳から脂肪分を取り除いた牛乳です。
          脂肪分を取り除くと、たんぱく質やミネラル類、更には脂質までをも失ってしまうことになるため、カロリーは抑えられるものの栄養素はほとんどなくなっています。
          
          「低脂肪牛乳」や「無脂肪牛乳」として売られているものは、全て成分調整牛乳です。
        
水分補給に牛乳をおすすめできない2つの理由

「体に良い」のに「水分補給に向かない」のは何故?
          ここまでご紹介してきたように、牛乳には体の資本となるべき栄養素が豊富に含まれています。
          日頃の生活の中で牛乳を飲む習慣を身につけるのは非常に健康に良いことだと言えるでしょう。
          
          それでも水分補給として水の代わりに牛乳を飲むことは、決しておすすめできるものではありません。
          その理由が2つありますので、ひとつずつご説明していきましょう。
        
1:下剤作用がある
          まず最初の理由は下剤作用があることです。
          
          「牛乳を飲むと必ずお腹を壊す」
          という方はいらっしゃいませんか?
          これは牛乳の下剤作用のせいなのです。
          
          牛乳にはラクトースという成分が入っているのですが、人によってはこのラクトースを上手に分解できない体質の方がいます。
          
          これを「乳糖不耐症」と呼びます。
          
          乳糖不耐症はアジア人に多いと言われていますが、その中でも特に多いのが日本人です。
          日本人はラクトースを分解するのを苦手とする人種なのです。
        
2:栄養素が多過ぎる
          「私は牛乳を飲んでもお腹は壊さない」
          と、ラクトースの分解が上手に出来たとしましょう。
          
          それでも水分補給として水より牛乳を選ぶのはおすすめできません。
          
          これは牛乳に含まれる豊富な栄養素のためです。
          
          確かに牛乳は健康や美容に良い飲み物なのですが、過度な摂取は内臓に大きな負担を与え、体調不良を引き起こす可能性があります。
          
          水分補給として水の代わりに飲むということは、1日に1リットル以上の牛乳を飲むことになるでしょう。
          これではあまりにも多過ぎるのです。
          
          妊婦ですら、牛乳を飲むのは1日に500ml程度が推奨されているくらいなんですよ。
          妊娠もしていないのに1日1リットル以上飲むことは、かえって体に毒となってしまいます。
        
牛乳の効果的な飲み方とは

1日に飲むのはどれくらい?
          先述したように、牛乳を1リットル以上飲むのは飲み過ぎです。
          理想としては、1日に200ml~400mlが良いでしょう。
          
          1日400mlほどが適量なのですから、水の代わりに牛乳で水分補給をするのをおすすめできない理由もおわかり頂けるでしょう。
        
いつ飲めばいい?
          400mlはコップ2杯ほどです。
          これを飲むのは食事前と寝る前、このタイミングで飲むとより効果的になりますよ。
          
          ・食事前
          胃の粘膜を保護することで食欲が抑えられ、食べすぎを防ぐことができます。
          また消化時の胃酸によるダメージも受けにくいので、胃もたれや胸やけも防ぐことができるでしょう。
          
          ・寝る前
          成長ホルモンは睡眠時に出されます。
          そこにカルシウム豊富な牛乳があれば、より効率よく骨や歯を丈夫にしてくれるでしょう。
        
アイスよりもホットがおすすめ!
          冷たい牛乳は非常においしいものなのですが、あまりにも冷えた飲み物は体に良くありません。
          内臓が冷やされることで機能が低下し、血行不良などの原因にもなってしまうのです。
          
          また汗をかいた後などに冷たい牛乳を飲んだとしても、体に吸収されることはほとんどありません。
          吸収されなかった分は体内に滞り、むくみの原因になることもあるんですよ。
        
水分補給には牛乳よりも水を飲もう

          牛乳は豊富な栄養素を含んでいるため非常に健康に良く、1日400ml程度までであれば毎日でも飲んで欲しいものです。
          
          しかし水分補給を目的としてそれ以上飲むのであれば、体への負担を増やすだけとなり体調不良を引き起こすきっかけにもなりかねません。
          
          またいくら容量を守ったとはいえ、お腹を下し下痢になるようであれば牛乳を飲むのは控えましょう。
          下痢は脱水症状の原因でもありますので、余計に体内の水分を失ってしまうことになりますよ。
          
          やはり水分補給には水が1番です。
          牛乳は水の合間に飲む程度に控え、健康に良い水分補給を心掛けるようにしましょう。
        
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