水分補給時に飲んでも良いお茶・飲んだらダメなお茶の基準を解説!
          水分補給のためとして、お茶を飲まれている方はいらっしゃいませんか?
          
          水分補給をするのはとても大切なことですが、飲むお茶によっては、逆に水分を失うことになっているかもしれませんよ。
          
          今回は正しく水分補給ができる、お茶に関する詳しい情報をご紹介していきましょう。
        
お茶が持つ良い作用・悪い作用

良い作用
          まずはお茶が持つ様々な作用について知っていきましょう。
          お茶が持つ良い作用は3つあります。
          
          1:カテキン
          お茶の渋み成分でもあるカテキンは、病気を予防する作用があります。
        
- がん予防
 - コレステロールの低下
 - 体脂肪の低下
 - 抗酸化作用
 - 抗インフルエンザ作用
 - 虫歯予防
 - 口臭予防
 - 血糖上昇抑制作用
 - 血圧上昇抑制作用
 
          こんなにも多くの良い作用があるのです。
          また抗菌作用があることでも有名ですね。
          
          2:テアニン
          テアニンはお茶の旨味成分です。
          
          こちらは自律神経を整え、リラックスさせてくれる作用があります。
          他にも神経細胞保護作用もあるんですよ。
          
          3:ビタミン
          あまり知られてはいませんが、実はお茶にもビタミンが豊富に含まれています。
          
          ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンEはもちろん、それ以外にも葉酸やβ-カロテンなどもあり、美容効果の高い飲み物なのです。
        
悪い作用
          こんなに良い作用のあるお茶ですが、水分補給として飲むには見逃せない1番大きなデメリットがあります。
          それは利尿作用という悪い作用があることです。
          
          利尿作用を促すのは、お茶に含まれる成分、カフェインです。
          妊娠中や高齢の方には飲用を避けるようにと言われるほど、カフェインには体に良くない作用があります。
          
          カフェインによる利尿作用は、腎臓の血管を拡張させることから始まります。
          血管が拡張されれば血流が増えます。
          血流が増えれば尿の量も増えるというわけです。
          
          つまりお茶には「必要以上に水分を体外に排泄させてしまう」こんな作用があるのです。
          
          もし水分補給をお茶だけでしていれば…
          飲めば飲むほど体に吸収されるよりも出ていく方が多くなり、体が枯渇状態になってしまうことになります。
          
          しかしお茶が体に悪い飲み物かというと、もちろんそんなことはありません。
          良い作用がたくさんあることは先ほどもお伝えしましたね。
          そのため1日2~3杯飲むことをすすめている専門家もいるくらいなのです。
          
          とはいえ水分補給を目的とするのであれば、お茶の量は1日2~3杯程度にし、それ以外は水で水分補給するようにしましょう。
          こうすればお茶のカフェインに利尿作用があっても、必要な量の水分補給することができます。
        
利尿作用のあるお茶・ないお茶

利尿作用のあるお茶とは?
          上記で説明したように、ほとんどのお茶にはカフェインが含まれているため利尿作用を生み出してしまいます。
          
          ただお茶100mlの中に含まれるカフェイン含有量は、種類によって異なるのです。
        
- 玉露:120ml
 - 抹茶:30ml
 - 紅茶:30ml
 - ほうじ茶:20ml
 - 緑茶:20ml
 - ウーロン茶:20ml
 
このように、1番カフェインが強い玉露と比べてみると、ウーロン茶や緑茶には玉露の1/6ほどしか含まれていません。
カフェインが少ないお茶
ウーロン茶や緑茶以上に、カフェインが少ないお茶があります。
- 玄米茶
 - プアール茶
 
これらには100mlあたり10mlしかカフェインは含まれていません。
カフェインが含まれていないお茶
お茶にはカフェインを含まないものもあります。
- ルイボスティー
 - 麦茶
 - そば茶
 - 黒豆茶
 - タンポポ茶
 - 甜茶
 - 杜仲茶
 - ゴーヤ茶などの健康茶
 
これらには一切カフェインが含まれていないので、利尿作用を心配することはありません。
水分補給に向いているお茶は?

カフェイン含有量で判断しよう!
          ここまでご紹介してきたように、お茶が水分補給に向かないのはカフェインが利尿作用を促すからです。
          
          つまりカフェインがなければ、水分補給に向いているお茶だと言えます。
          
          上記で挙げたカフェインがないお茶、もしくはカフェイン含有量が少ないお茶であれば、水分補給として飲んでも問題がないとなりますね。
        
ハーブティーは水分補給に向いている?

ハーブティーにも利尿作用はある
          風味が豊かで、日本茶のように茶葉を原料としないのがハーブティーです。
          茶葉を利用しない=カフェインがないことで、体に優しいイメージがありますね。
          
          しかしハーブティーにも利尿作用が強いものはあります。
          特に利尿作用が強いハーブティーは以下のようなものが挙げられるでしょう。
        
- カモミールティー
 - リンデンフラワー
 - クミスクチン
 - ダンデリオン
 - ドクダミ茶
 
          これらには日本茶以上の利尿作用があることもあります。
          
          しかしこれらのハーブティーでも、水分補給には向いていると言えるでしょう。
          「利尿作用はあるけれど水分補給に向いている」この理由は、次項で詳しくご説明したいと思います。
        
お茶とは違う利尿作用とは?
          ハーブティーが水分補給に向いている理由、それはカフェインによる利尿作用とは違う仕組みだということです。
          
          カフェインは血管を拡張させることで利尿作用を促していましたね。
          しかしハーブティーの利尿作用はカリウムで促されます。
          
          カリウムには体内のナトリウムバランスを調節し、余分な水分を体外に排泄する働きがあります。
          つまりお茶のように本来必要である水分まで排泄してしまうわけではないのです。
          
          それどころかカリウム効果で余計な水分を排泄することは、高血圧やむくみ解消に非常に効果的で健康にも良いと言えます。
          日本茶はカフェインによる利尿作用に注意が必要ですが、ハーブティーであれば健康に良い水分補給ができるでしょう。
        
お茶の種類を見極め上手に水分補給しよう!

          基本的に水分補給をするならば水がおすすめです。
          しかしどうしてもお茶を飲みたいのいうのであれば、カフェイン含有量を確認することを忘れないようにしましょう。
          
          カフェインによる利尿作用があるお茶だけで水分補給をすることは、逆に水分不足になり脱水症状を引き起こしかねません。
          
          ハーブティーであればカフェインは含まれていませんし、カリウムによる利尿作用は体に良い利尿作用ですので問題もないでしょう。
          
          水分補給をすることは、健康維持のために欠かせないものです。
          今回ご紹介した情報をしっかりと理解し、上手に水分補給をするようにしましょう。
        
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